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角を立てずに依頼する・断る英語実戦フレーズ15選

2026.10.15

update 2026.10.15

ビジネスにおいて「無理なお願いをスマートに通す」ことや、「相手との関係性を崩さずに依頼を断る」ことは、日本語同様に英語でも極めて高い配慮が求められます。

単刀直入すぎるとトゲが立ち、曖昧に濁すと意図が伝わりません。今回は、相手への敬意を示しながら、自分の要望や境界線を的確に伝える実戦フレーズ15選を例文付きでご紹介します。

1. 丁寧な依頼

1. 「〜していただくことは可能でしょうか」 ➔ Would it be possible to…?

相手に何かを依頼する際、Can you…? や Could you…? よりも一段丁寧で、相手の都合や実現可能性を尊重する王道の表現です。目上の相手やクライアントに対しても失礼なくスマートに依頼できます。

  • 例文:Would it be possible to get an extension on the deadline?
    (締め切りを少し延長していただくことは可能でしょうか?)

2. 「〜していただけないかと思いまして」 ➔ I was wondering if you could…

過去進行形(was wondering)を使うことで、控えめな距離感と謙虚さを演出できるクッションフレーズです。急な依頼や、少し手のかかるお願いをする際の前置きとして最適です。

  • 例文:I was wondering if you could review this proposal today.
    (もし可能でしたら、本日中にこの提案書を見ていただけないかと思いまして。)

3. 「ご無理を言って恐縮ですが」 ➔ I hate to ask, but could you…?

直訳すると「お願いするのは心苦しいのですが」となり、相手が忙しいと分かっている時や、急ぎの対応を頼まざるを得ない時に使う配慮フレーズです。社内や親しい取引先に対して重宝します。

  • 例文:I hate to ask, but could you help me with this report?
    (ご無理を申し上げて恐縮ですが、このレポート作成を手伝っていただけますか?)

4. 「ちょっとお願いがあるのですが」 ➔ Could you do me a quick favor and…?

同僚や親しい仕事仲間に対して、短時間で終わるちょっとした作業をお願いする際の定番表現です。quick を添えることで、「大した手間は取らせません」というニュアンスを含められます。

  • 例文:Could you do me a quick favor and check this number?
    (ちょっとお願いがあるのですが、この数字だけサッと確認してもらえますか?)

2. 期限と確認の促進

5. 「可能であれば〜までに」 ➔ If at all possible, could we have this by [Date]?

希望納期を明確に伝えつつも、If at all possible(可能であればぜひ)というクッションを挟むことで、相手の都合に対する柔軟な余白を残す洗練された言い回しです。

  • 例文:If at all possible, could we have this by tomorrow afternoon?
    (可能でしたら、明日の午後までに頂戴できますと幸いです。)

6. 「ご都合のよろしい時に」 ➔ at your earliest convenience

ビジネスメールで非常によく使われる、「なるべく早く、ただしあなたの都合に合わせて」というニュアンスを伝えるフォーマル表現です。ASAP のようなぶしつけさを避け、品格を保ちながら対応を促せます。

  • 例文:Could you please sign the document at your earliest convenience?
    (ご都合のつき次第、書類にご署名をいただけますでしょうか?)

7. 「気にかけておいてください」 ➔ keep an eye out for

メールやデータなど、これから届く予定のものに対して「届いたら見落とさないでほしい」と頼む際のナチュラルな表現です。監視を強要する響きがなく、自然なリマインドとして機能します。

  • 例文:Could you keep an eye out for an email from the client?
    (クライアントからのメールが届いたら、気にかけておいていただけますか?)

8. 「迅速なご対応をいただけますと幸いです」 ➔ I’d really appreciate your prompt response.

放置されたくない案件で、相手のアクションを丁寧に後押しするフレーズです。prompt(迅速な)を「感謝(appreciate)」とセットで使うことで、催促のトゲを消すことができます。
(※上司や専門家に判断・指示を仰ぐ場合は prompt guidance と表現します)

  • 例文:I’d really appreciate your prompt response on this matter.
    (本件について、迅速にご返答をいただけますと大変助かります。)

3. スマートな断り

9. 「あいにく手が回りません」 ➔ I’d love to help, but I’m swamped.

頼まれごとを角を立てずに断る黄金パターンです。「受けたい気持ち(I’d love to)」を伝えてから「客観的な多忙さ(swamped)」を理由にします。
(※社内向けのカジュアルな表現です。フォーマルな場では “I’m at full capacity right now.” が適しています)

  • 例文:I’d love to help, but I’m completely swamped with product launches.
    (お手伝いしたいのは山々なのですが、新商品のローンチであいにく手が回らない状況でして。)

10. 「現実的ではありません」 ➔ Unfortunately, that’s not feasible.

無理な要求や追加要望に対して、論理的かつ冷静に「NO」を伝えるフレーズです。impossible(不可能)という強い拒絶を避け、not feasible(実現可能性が低い)を使うことで客観的なビジネス判断として伝えられます。

  • 例文:Unfortunately, that’s not feasible within our current timeline.
    (あいにく、現在のスケジュール内では現実的ではありません。)

11. 「私の裁量ではどうにもできず」 ➔ My hands are tied on this.

「規則や上層部の決定により、自分の権限ではどうすることもできない」という状況を伝える決まり文句です。相手に対する敵意ではなく、組織的な制約があることを伝えることで人間関係を守れます。

  • 例文:I wish I could approve the budget, but my hands are tied on this.
    (予算を承認できればよいのですが、私の裁量ではどうにもできず…。)

12. 「今回は見送らせていただきます」 ➔ pass on this opportunity

営業の提案やオファーを丁重にお断りする際の定番フレーズです。reject や refuse などの強い拒絶を避け、pass on(今回は見送る)を使うことで礼儀正しく断ることができます。

  • 例文:We’ll have to pass on this opportunity for now.
    (誠に残念ながら、今回は見送らせていただきます。)

4. 代替案と関係維持

13. 「〇〇さんをご紹介します」 ➔ put you in touch with [Name]

ただ「できません」と断って終わらせるのではなく、別の解決策を提供するプロフェッショナルな対応です。put you in touch with で「〜さんに連絡をお繋ぎします」という意味になります。

  • 例文:I can’t take this on myself, but I can put you in touch with Sarah.
    (私自身は対応が難しいのですが、Sarahさんをご紹介(お繋ぎ)することは可能です。)

14. 「〜であれば対応可能です」 ➔ While we can’t do X, what we can do is Y.

ビジネス交渉における「ポジティブな言い換え」の代表格です。「できないこと」を手短に伝えつつ、即座に「できること(代替案)」に焦点を移すことで、断られた側の不満を最小限に抑えます。

  • 例文:While we can’t lower the price, what we can do is offer free shipping.
    (お値引きはいたしかねますが、送料無料での対応であれば可能です。)

15. 「またの機会にお声がけください」 ➔ Please keep us in mind for future projects.

今回は条件が合わずに依頼を断らざるを得ない場合でも、長期的な関係を維持するための締めくくりのフレーズです。「あなたと仕事をする意欲はある」という姿勢を示し、次の機会へと繋げます。

  • 例文:Thank you for the offer. Please keep us in mind for future projects.
    (ご提案ありがとうございました。また次の機会がございましたら、ぜひお声がけください。)

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