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【上級者向け】英語学習におすすめの神アプリ12選

2024.03.04

update 2024.05.15

今回は、英語学習の上級者に本当におすすめできる神アプリを計12個紹介します。

この記事はこんなお悩みを持っている方にオススメです。

  • スマホで効率よく英語を勉強したい
  • より実用的な英語学習を実践したい
  • 有料・無料問わずアプリで英語学習を効率化したい

本記事を読めば、英語上級者なら良さを最大限発揮できるアプリをたくさん知れるので、今後の英語学習を効率化できます。

また、後半部分ではスマホアプリを使って英語学習をするメリットと英語上級者が鍛えるべき英語力についても解説しているので、あわせてチェックしていただければ幸いです。

※ この記事には広告・PRが含まれています

1. 英語上級者におすすめの神アプリ12選【無料・有料】

では早速、英語上級者におすすめの神アプリを計12個紹介します。

おすすめポイントユーザー評価(AppStore)料金
HelloTalk世界中の人とチャット・通話できる★4.6(5.4万件)無料
VoiceTube洋画やドラマでシャドーイングできる★3.9(1.3万件)無料
TED有名スピーチで英語学習できる★4.3(4.4万件)無料
reminDo効率よく英単語を暗記できる★4.6(1.4万件)無料
Vocaddict中上級者向けの英単語が覚えられる★4.5(44件)無料
Plang(プレン)発音やスピーキング力をAIが添削★4.4(51件)無料
シャドテンシャドーイングをプロに添削してもらえる★4.2(366件)有料
スピークバディAIキャラクターとシチュエーション別で英会話できる★4.5(4.2万件)有料
ELSA SpeakAIによる発音矯正が受けられる★4.6(4.6万件)有料
Anki暗記系アプリの金字塔★4(345件)有料
Speakパーソナライズした内容でのAIとの英会話★4.6(1.4万件)有料
オンライン英会話系のアプリコスパ良く英会話レッスンが受けられる有料

2. おすすめの無料アプリ6選

まずは、無料で利用できる英語学習アプリを計5つ紹介します。

2.1【海外の人とチャット・電話ができる】HelloTalk

1つ目のおすすめアプリは「HelloTalk」です。

出典:HelloTalk公式サイト

HelloTalkは言語交換アプリというジャンルの英語学習アプリで、世界中の人々とチャットや電話でコミュニケーションが簡単に取れるのが魅力です

言語交換というのは、お互いの母国語と学びたい言語が逆の人々同士をマッチングさせて、お互いの母国語を教え合いながら外国語を学ぶというもの

そのため、日本人で英語を学びたい人は「母国語:日本語/学びたい言語:英語」という設定になり、マッチングする相手は「母国語:英語/学びたい言語:日本語」という特徴を持った海外の人になります。

このアプリのメリットは下記の3つ。

  • オンラインでたくさんの海外の人と交流できる
  • リアルに英語を使う経験が得られる
  • 翻訳ツールも搭載されており初めてでも安心

HelloTalkではマッチする人の数に制限がないため、大量の外国人とコミュニケーションを取れます。

英語学習上級者の方であっても、「日本にいながら英語を使う場面がなかなかない…」と困っている方は多いと思いますが、その悩みもHelloTalkひとつで解決可能です。

いきなり英語でチャットするのは怖いと感じられるかもしれませんが、アプリ内には翻訳ツールが搭載されているので、ご安心ください。

慣れるまでは部分的に翻訳しながら、海外の人との英語チャットを楽しむと良いでしょう。

2.2【リアルな英語でシャドーイング】VoiceTube

2つ目におすすめの英語学習アプリは「VoiceTube」です。

出典:VoiceTube公式サイト

VoiceTubeは洋画や海外ドラマ、YouTube動画などを切り抜いた短い動画から英単語やネイティブの発音を学べるアプリです。

ただ動画を配信しているだけでなく、すべての動画にスクリプトが用意されています。さらに、知らない単語などはワンタップで調べて、保存しておくことが可能です。

そんなVoiceTubeを利用するメリットは下記の3つが挙げられます。

  • 配信されている動画ジャンルが豊富
  • 動画時間が短いから継続しやすい
  • シャドーイングやディクテーションができる

VoiceTubeで配信されている動画の種類は多種多様で、どんな人でも興味のある動画を見つけることが可能です。すべての動画はレベル分けされているので、自分にあった難易度の動画を再生できるのも嬉しいポイント。

動画は1分程度の短いものが多いのも特徴です。そのため、何度も同じ動画を再生して英語学習の教材として使えます。英語学習において継続することが最も大事と言っても過言ではありません。1本あたりの動画が長いと日々の学習に取り入れにくいので、VoiceTubeは継続しやすいアプリと言えるでしょう。

実際、VoiceTubeではシャドーイングやディクテーションなどの英語上級者向けの勉強ができる機能も備わっています。

2.3【様々なテーマの英語スピーチが聞ける】TED

3つ目のおすすめアプリは「TED」です。

出典:TED公式サイト

TEDの名前を聞いたことがある人も多いと思いますが、TEDはアメリカの非営利団体による世界的な講演会イベントのことで、これまで数々の著名人がTEDに登壇しスピーチをしてきました。

TEDのアプリではそれらのスピーチを無料で視聴できるため、世界中の英語学習者から支持されています。

TEDで勉強するべきメリットは以下のとおり。

  • スピーチの内容が幅広い
  • 英語・日本語の両方の字幕がついている
  • スクリプトが無料ダウンロード可能

TEDでは各業界のトップランナーらが英語スピーチを行っています。科学やテクノロジーなどの学問的な内容から、コメディやファッションについてなどジャンルは多岐にわたっているので、自分の興味ある分野の英語スピーチを聞くことが可能です。

また、スピーチ動画には英語と日本語の字幕をお好みで表示させられます。TEDを使った勉強では何度も同じスピーチを聞くことが定番学習法ですが、下記のような勉強が無料で実践できるでしょう。

  • 1回目:英語・日本語字幕なし
  • 2回目:英語字幕あり
  • 3回目:英語・日本語字幕あり
  • 4回目〜:シャドーイングを行う

スクリプトも無料で閲覧可能なので、シャドーイングや音読練習の教材にもなります。

2.4【効率よく記憶を定着させる暗記アプリ】reminDo

4つ目のおすすめアプリは「reminDo」です。

出典:reminDo公式サイト

reminDoは暗記アプリなので、英語学習以外にも使えますが、ここでは英単語暗記に使うことを前提に解説していきます。

reminDoを利用するメリットは以下の3つです。

  • エビングハウスの忘却曲線に基づいた学習サイクル
  • 復習サイクルを通知してくれる
  • たくさんの英単語を登録できる

reminDOは「エビングハウスの忘却曲線」の理論に基づいた学習サイクルで、記憶を定着させることが目的となっています。

この理論に沿って、適切なタイミングでの学習を通知してくれるため、覚えた単語を何度も見る必要もなく、最小限の労力で効率よく単語学習が実現できます。

有料プランもありますが、無料でも十分に多くの単語を追加できる(1日の上限がある)ので、まずは無料で利用してみてはいかがでしょうか。

2.5【上級者向け英単語アプリ】Vocaddict

5つ目のおすすめアプリは「Vocaddict」です。

出典:Vocaddict公式サイト

Vocaddictは中上級者に向けた英単語暗記アプリで、少し難易度の高い英単語を覚えられます。

Vocaddictを利用するメリットは以下の3つです。

  • 難しい単語のみを学習できる
  • 英英辞典としても使える
  • 自分が選んだ単語で問題を自動生成

Vocaddictでは中上級者向けと謳っているだけあって、学べる単語の難易度も他の単語アプリより高くなっています。

また、英単語の意味を英語で表示するのもVocaddict特有の強みと言えるでしょう。英英辞典としても使えるため、「英語脳」を発達させることにも役立ちます。

難しいと思った単語を選んでおけば、別の日に新しい問題として出題する機能もあるため、さまざまな角度から自分の苦手な単語だけを学習できます。

2.6 【AIで効率的にスピーキングの弱点克服】Plang(プレン)

6つ目のおすすめアプリは「Plang」です。

出典:Plang公式サイト

Plangはスピーキング学習にAIを取り入れたアプリで、下記の機能が利用できます。

  • シャドーイング学習
  • AIが考案するスマートなカリキュラム
  • 20万以上の映像コンテンツを使っての英会話練習
  • 発音トレーニング
  • AIによる英文添削
  • 学習した内容を忘れないようにする自動復習システム

一般的には、アプリでの学習といえば、基本的にはアプリ内で用意されている同一の教材の中から自分に合うものを選んで学習を進めるイメージですが、Plangでは、AIを活用した添削を通して、パーソナライズなフィードバックを得られることがメリットです。

3. おすすめの有料アプリ6選

次に、有料で利用できる英語学習アプリを計5つ紹介します。

3.1【シャドーイングでリスニング力UP】シャドテン

1つ目におすすめの有料アプリは「シャドテン」です。

出典:シャドテン公式サイト

シャドテンはその名の通り、シャドーイング学習に特化した英語アプリです。

シャドーイングとは流れてくる英語音声を少し遅れて自分のも発音するという学習法で、リスニング力や発音の向上に期待できます。

シャドテンを利用するメリットは以下の3つです。

  • 自分のレベルに合った動画音声を選べる
  • シャドーイング音声を英語のプロが毎日添削してくれる

シャドテンには1000以上の動画教材があり、そのジャンルやレベルは非常に幅広く、自分の興味やレベルに合った教材を選べるのが特徴です。

また、シャドテンではただシャドーイングするだけでなく、その発話練習で録音した音声を英語のプロに添削してもらえます

シャドーイングは難易度の高い学習法なので、客観的な目線から「〇〇の発音が聞き取りづらいです」と指摘してもらえるのは非常に価値があります。

月額21,780円(税込)の費用がかかる有料サービスではありますが、効率よくシャドーイングをしたい人におすすめです。

3.2【AIとリアルな英会話が練習できる】スピークバディ

2つ目におすすめの有料アプリは「スピークバディ」です。

出典:スピークバディ公式サイト

スピークバディはAIを相手にリアルな英会話が練習できるアプリとなっています。

スピークバディを利用するメリットは以下の3つです。

  • 800以上の様々なシーンを想定したレッスン
  • AIと話すので緊張感が少ない
  • AIによる発音チェックが受けられる

スピークバディ内で用意されているシチュエーションは多種多様で、ビジネスやカフェでの注文など、さまざまなシーンを想定したレッスンが受けられます。

また、外国人と対面で話すのとは違いスマホに向かってAIに話すため、緊張感がなくスピーキングに取り組めるのも嬉しいポイントです。英語が詰まってしまっても気にする必要がないので、毎日ストレスなく継続できます

さらに、AIキャラクターは会話をするだけでなく、こちら側の発音をチェックする機能もあるため、英語を話す瞬発力と発音力の両方を同時に鍛えられるでしょう。

月額3,300円で始められるサブスクリプションサービスのスピークバディは、無料体験も用意されているので、気になる方はチェックしてみてください。

3.3【細かな発音矯正をスマホ1台で】ELSA Speak

3つ目におすすめの有料アプリは「ELSA Speak」です。

出典:ELSA Speak公式サイト

ELSA Speakは全世界で1,300万人以上が使っている英語学習アプリで、高精度のAIが発音を矯正してくれます。

ELSA Speakを利用するべきメリットは、下記の3つです。

  • 月額課金すれば使い放題
  • AIの発音判定が高精度
  • AI相手で恥ずかしくない

ELSA Speakは月額1,748円から利用できるサービスで、月額料金を払えばサービスを使い放題になります。発音矯正は何度も発音することで効果があるので、使用回数に制限がないのはサービス内容とマッチしていると言えるでしょう。

また、ELSAは世界的に利用されているだけあって、そのAIの判定精度が非常に高いことでも有名です。そのため、ELSAを利用し続けていれば、自然に英語ネイティブの発音を身につけられます。

スマホに向かって英語を発音するだけなので、恥ずかしい思いをしなくて済むのも嬉しいポイントです。

3.4【満足度の高い有料暗記アプリ】Anki

4つ目におすすめの有料アプリは「Anki」です。

出典:Anki公式サイト

Ankiは先ほど紹介した「reminDo」と同じ暗記系のアプリですが、iOS版だと利用するためにアプリを4,000円で購入する必要があります。(パソコン版やAndroid版は無料です)

では、Ankiのどんな部分に4,000円の価値があるのでしょうか。

Ankiを利用するメリットは以下の3つが挙げられます。

  • エビングハウスの忘却曲線
  • 画像や音声を挿入できる
  • 別デバイスと同期できる


Ankiはエビングハウスの忘却曲線の理論に従った、理想のタイミングで覚えるべき単語を表示してくれます。

また、単語の意味などを登録する際に画像や音声なども一緒に挿入できます。そのため、英単語なら発音も同時に覚えられたり、単語の意味を画像イメージで暗記することが可能です。

スマホアプリとして紹介していますが、パソコンでも利用でき、別デバイスとデータを同期できます。そのため、「覚えたい単語をパソコンで登録して、通勤中にスマホで覚える」といった効率化を実現できるでしょう。

3.5 【口から英語を発する時間を増やしたい人には】Speak

5つ目のおすすめアプリは「Speak」です。

出典:Speak公式サイト

Speakはアプリの名前の通り、英語をたくさん話してスピーキング力を向上させるアプリですが、「AIと会話する」というのがポイント。

「AIとの英会話」と聞くと無機質に聞こえるかもしれませんが、実はこのアプリの精度はかなり高いです。というのも、Speakはシリコンバレーで開発され、ChatGPTを開発するOpenAI社からも投資を受けるほど、高いAI技術が取り入れられているアプリなんです。

具体的には、「スピークチューター」と呼ばれるAI講師と下記のように、学習者一人ひとりにカスタマイズされた内容で会話ができます。

出典:Speak公式サイト

AIなのでもちろん24時間いつでもどこでも英会話の練習ができます。

料金も月額1,800円~利用でき、リアルな人間の講師よりもコスパもタイパもよく英会話のレッスンを受けることができます。7日間の無料体験もあるので気軽に試してみることができます。

3.6【日本にいながらコスパ良く英会話練習できる】オンライン英会話系のアプリ

最後にご紹介したいおすすめの有料アプリは「オンライン英会話系のアプリ」です。

こちらは特定のアプリとして紹介しているのではなく、スマホでオンライン英会話サービスを利用することをおすすめするためにリストに入れました。

オンライン英会話はパソコンで利用するのが一般的ですが、多くのサービスでスマホアプリもリリースしています。スキマ時間にレッスンを受けたいという人はスマホでの利用も検討してみてはいかがでしょうか。

オンライン英会話をするメリットは下記の3つです。

  • 日本にいながらリアルな英会話を体験できる
  • レッスン単価が対面レッスンより安い
  • いつでもどこでもレッスンが受けられる

オンライン英会話を使えば、世界中の人と英語でコミュニケーションを取る経験が簡単に得られます。

また、英会話スクールなどに通って対面レッスンを受けるよりもレッスン単価が大幅に安いため、金額的にも継続しやすいでしょう。

いつでもどこでもレッスンが受けられるのも、オンライン英会話のメリットのひとつです。仕事に行く前の朝や就寝前の時間にも受けられるため、各人のライフスタイルにあわせた英語学習プランが組みやすくなっています。

以上が、英語上級者におすすめの神アプリ12選でした。次にスマホアプリで英語を勉強するべき3つの理由を解説します。

4. スマホアプリで英語を勉強するべき3つの理由

近年、スマホを使って勉強する人も非常に多いですが、英語学習者なら絶対にスマホアプリを活用するべきだと考えています。

その理由は以下の3つです。

  • 効率良く英語を学習できる
  • 自分の苦手な部分だけを勉強できる
  • 英語4技能をすべて鍛えられる

ひとつずつ見ていきましょう。

4.1 効率良く英語を学習できる

スマホアプリを使うことで、効率よく英語学習が行えます。

実際、この記事で紹介してきたアプリを使えば、参考書だけを使った学習では得られない勉強効果がたくさんあるでしょう。

そして、それらすべてをスマホ上で行えるのです。スマホを使った学習には以下の3つのメリットがあります。

  • スキマ時間を有効活用できる
  • 音声や動画を活用できる
  • 検索しやすい

我々の日常生活に溶け込んでいるスマホを使えば、日頃のスキマ時間を英語学習に充てられます。

また、参考書学習では使えない音声や動画も、スマホがあれば簡単にアクセス可能です。

わからないことはすぐに検索することもできるため、スマホを使わない理由はないでしょう。

4.2 自分の苦手な部分だけを勉強できる

また、自分の苦手な部分だけを補強して学習できるのもスマホアプリを使うメリットです。

英語学習に特化したスマホアプリだけでも世界中に何百種類とあります。そのため、自分の苦手や、ニーズに合ったアプリだけをインストールして利用できます。

英会話スクールのレッスンに通って勉強する場合、自分の知っている知識の再復習に時間を使ってしまうというケースも少なくありません。

ですが、アプリを使えば自分のやりたい学習に集中できるので、忙しいビジネスマンの方でも英語学習を効率よく継続できます。

4.3 英語4技能をすべて鍛えられる

スマホアプリを使った学習では、英語4技能のすべてを鍛えられるのも大きなメリットのひとつです。

英語4技能とは「リーディング(読む)」「リスニング(聞く)」「スピーキング(話す)」「ライティング(書く)」のことで、アプリを使えばこれらの能力すべてにアプローチできます。

リーディング英語ニュースアプリ、言語交換アプリ など
リスニング動画配信サービス、オンライン英会話 など
スピーキングAI会話サービス、オンライン英会話、言語交換アプリ など
ライティングディクテーションアプリ、言語交換アプリ など

また、これとは別に語彙力も「Anki」や「reminDo」で鍛えることが可能です。

もちろん、参考書やスクールに通うことで得られるメリットもたくさんあります。ただし、スマホ1台でこれだけのことができてしまうため、英語学習に取り入れない手はないでしょう。

ここまでが、スマホアプリで英語を勉強するべき3つの理由でした。次に、英語上級者が鍛えるべき英語力について目的別で解説していきます。

5. 英語上級者が鍛えるべき英語力【目的別で解説】

最初の方で、英語上級者は「中学・高校英語を理解している」や「海外で働くことを視野に入れている」といった特徴を有していると解説してきました。

では、そのような英語上級者は具体的にどんな英語力を伸ばしていくべきなのでしょうか。

結論から先にお伝えすると、下記の5つの能力を鍛えるべきだと考えています。

  1. 語彙力
  2. 発音力
  3. リスニング力
  4. スピーキング力
  5. 英会話力

それぞれ見ていきましょう。

5.1 語彙力

まずは、語彙力です。

英会話において語彙力を伸ばすべき理由は、主に以下の2つです。

  • 表現の幅が広がる
  • 正確に英語を理解できる

語彙力を伸ばせば、自分が表現できる英語の内容に深みを出せます

英会話中ではあなたが日本人であることを相手も知っているので、つたない英語であっても理解しようと努めてくれるでしょう。

しかし、それは相手にかなりのストレスを与えることになるので、できるだけスムーズに意味が理解できる言葉選びをする必要があります。

例えば、「深刻な問題」と言いたいと想定してください。

その際、「a big problem」と言っても、伝わらないということはないでしょう。しかし、その場その場により適切な単語を使って、「a serious problem」や「a serious issue」と言えた方がコミュニケーションは円滑に進みます。

さらに、語彙力アップは英語の聞き取り・読み取りの精度を上げることにも役立つでしょう。

ビジネスなどの現場では、日常会話では使わないような専門的な英単語が飛び交います。そのため、少しでも知っている単語が多いほうが内容をスムーズに理解できるでしょう。

もちろん、英会話中に知らない単語に出会うことを避けることはできません。知らない単語に出会ったときの「予測力」を鍛えることも大切です。

しかし、少しでも語彙力を増やしておくことは英会話上達のために必要な学習だと言えます。

5.2 発音力

また、英語上級者はただ話すだけではなく、”正しい発音で英語を話す”ことにも取り組むべきでしょう。

日本人にとって英語は第二外国語のため、聞き手となる外国人もネイティブ同様の発音を期待しているわけではありません。話しているシチュエーションや内容から、少しぐらい発音を間違っていても意味は伝わるでしょう。

しかし、コミュニケーションの質を上げたいなら、発音力を鍛えることは非常に大切になります。

なぜなら、先ほどと理由は同じで、相手にできるだけ負荷を与えないコミュニケーションを取れるようになるからです。

発音を鍛えるためには、先ほど紹介したELSAのようなサービスを利用したり、オンライン英会話でマンツーマン指導してもらうのがオススメです。

また、発音記号の学習も効果があります。なぜなら、発音記号を覚えていれば、実際の音声を聞かなくても各単語の発音が脳内再生できるようになり、発音学習を効率化できるからです。

発音を伸ばせば、自分が話す英語だけでなく、リスニングスキルも向上するので、英語をある程度話せる上級者の方々は発音矯正にも力を入れてみてください

5.3 リスニング力

やはり、英語上級者の方々にとって伸ばしていきたいのは「実際に英語でコミュニケーションする力」だと思います。

その目的を達成するためには、ここから紹介する3つの英語力を伸ばしていくとよいでしょう。その1つ目の英語力が「リスニング力」です。

英語上級者であっても、ネイティブスピーカーが話すリアルスピードの英語を聞き取ることは難しいと思います。

そのため、シャドーイングやディクテーションなどのリスニング力アップが期待できる学習をしてみてください。

「TED」や「シャドテン」などのサービスを使えば、スマホ1台でこれらの学習を行えます。

5.4 スピーキング力

また、スピーキング力を鍛えることも大切です。

スピーキング力といっても少し漠然としているので、2つの要素に分解します。

  • 自分の意見を英語で述べる力
  • 英文を速く作る力

英語を話すのが苦手という方でも、自分の苦手の原因が上記のどちらの力が不足していることによるものなのかを明らかにすることが大切です。

原因が明確になれば、それを解決する最適な勉強法を選べます。

原因対処法
自分の意見を英語で述べる力が足りない文法/語彙を伸ばす
英文を速く作る力が足りない英語作文を伸ばす

このように問題を細分化すると、「スピーキング力を鍛えるためには実践の英会話をやるしかない」といった考えにはならないと思います。

自分に不足している力を明確にして、的確にその問題に対処していくと良いでしょう。

5.5 英会話力

最後に、英会話力を鍛えることも忘れてはいけません。

「英会話力ってリスニングとスピーキングのことなのでは?」と思われるかもしれませんが、それは半分正解で半分間違いです。

英会話力というのはリスニング力とスピーキング力だけではなく、「コミュニケーション力

」や「意見を述べる力」も含まれます。

コミュニケーションの得意・不得意は人それぞれあると思いますが、ある1つの勉強法を取り入れることで、英語でのコミュニケーションが非常に簡単になります。

それは、「スモールトークを用意する」ことです。

スモールトークとはあるトピックに対して、自分の意見をあらかじめ数文の英語でまとめておくものを指します。

英語ネイティブでもない限り、どんなトピックでも流暢な英語が話せるという人は多くありません。

英語上級者であっても、そのレベルに到達するまでには、かなりの時間を要することでしょう。

スモールトークですべてのトピックを網羅することはできませんが、自分が英語を使う場面で良く話されるトピックを中心にコツコツ作っておくことをおすすめします。

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