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英語の提案・交渉で使える実戦フレーズ15選|相手の角を立てずに主張を通す表現

2026.09.03

update 2026.09.03

ビジネスでの提案や交渉では、自分の意見をしっかりと主張しつつも、相手との良好な関係性を崩さないスマートな言い回しが不可欠です。

今回は、グローバルビジネスの現場でネイティブが使う、知性的で説得力のある実戦フレーズ15選をご紹介します。

1. アイデアの提案・切り出し

1. What if we were to take a different angle on this?(仮に別の角度からアプローチしてみるとしたらどうでしょう?)

相手のアイデアを直接否定せず、「もし別の視点から見てみたらどうなるか?」と仮定法を使って提案する上品なフレーズです。
take a different angle(別の角度・視点を取る)を使うことで、議論が行き詰まった際や、新しいアプローチを提示したい時に角を立てず会話の向きを変えられます。

2. I’d like to pitch a potential workaround.(現実的な回避策をご提案させてください)

システム上の制約やスケジュールの問題で本来のプランが進まない際、制約を迂回するための現実的な「回避策(workaround)」を提示する際のフレーズです。
pitch は「提案する・プレゼンする」という意味の動詞で、チーム内や気心の知れたパートナーに対して前向きにアイデアを提示したい時に適しています。

3. How would you feel about exploring [Option]?([選択肢]を検討してみるのはいかがでしょうか?)

「〜を提案します」と一方的に伝えるのではなく、「〜を検討してみることについてどう感じますか?」と相手の意見を尊重するアプローチです。
押しつけがましさを抑えられるため、クライアントや目上の相手に対して新しい選択肢を打診したい際に重宝します。

4. Correct me if I’m wrong, but would it be worth considering…(私の認識が違っていたら恐縮ですが、〜を検討する価値はあるのではないでしょうか?)

クッション言葉として非常に洗練された表現です。Correct me if I’m wrong は「もし私の認識が間違っていたら訂正してください」という謙虚な姿勢を示します。
自分の意見を強く主張するのではなく、「一考の価値がある(worth considering)」という形で提示することで、場の空気を荒らさずに有益な視点を投げ込めます。

2. 異論・反対意見のスマートな提示

5. I see where you’re coming from, but my concern is…(おっしゃる背景や意図は理解できますが、懸念点としては…)

相手の意見に反対する際、ネイティブがよく使うクッション表現が I see where you’re coming from(あなたの思考の背景や立場は分かります)です。
頭ごなしに否定するのではなく、相手の立場へ一度共感を示してから my concern is…(懸念点としては…)と繋げることで、極めてロジカルで建設的な議論が展開できます。

6. That’s a valid point; however, looking at it long-term, …(それはもっともなご指摘ですが、長期的な視点で見ますと…)

相手の主張の正当性を一度認める表現が That’s a valid point(一理ある/もっともなご指摘だ)です。相手を立てつつも、「長期的な視点(long-term)」という別の評価軸を持ち出すことで、自然に自分の意見へと議論を誘導できます。

7. I hear what you’re saying, but have we factored in [Factor]?(おっしゃることはよく分かりますが、〜は考慮に入れていますでしょうか?)

相手を否定するのではなく、「特定の要素(数値やリスク、コストなど)が計算に入っているか?」と質問の形で確認するアプローチです。
factor in は「〜を要素として考慮に入れる・織り込む」というビジネス頻出の句動詞です。

8. I’m not entirely sold on that approach just yet.(そのアプローチには、まだ完全に納得しきれていない部分がありまして…)

be sold on ~ は「〜に納得している・賛同している」という口語表現です。否定形の not entirely sold にすることで、「全否定ではないが、まだ完全には賛同しきれない」という絶妙なニュアンスを作れます。
(※カジュアルな表現のため社内や同僚向けです。社外やフォーマルな場では “I have a few reservations about that approach.”(そのアプローチには少し慎重な見方をしておりまして)などを使うのが無難です)

3. 交渉・条件の調整・妥協点の探り方

9. Is there any wiggle room on the timeline?(スケジュールに少し調整の余地はありますでしょうか?)

wiggle room はビジネス口語で「(価格や期日などの)調整の余地、融通、遊び」を意味する頻出表現です。「納期を延ばせませんか?」と直接聞く代わりに使うことで、柔らかく条件を探ることができます。
(※フォーマルな契約交渉では、より堅い “Is there any flexibility on the timeline?” もよく使われます)

10. Would you be open to a phased rollout?(段階的な導入をご検討いただくことは可能でしょうか?)

一括導入や即時対応が難しい際、「条件を分割して段階的に進める」交渉をするフレーズです。
Would you be open to…(〜に対して前向きにご検討いただけますか?)は、相手に選択権を委ねながらも前向きな回答を引き出しやすい万能の表現です。

11. If you could meet us halfway on X, we could manage Y.(Xの点で歩み寄っていただければ、Yの対応は可能です)

交渉における基本フレーズ meet us halfway(中間地点で歩み寄る・妥協する)を使った表現です。
「あなたが歩み寄ってくれれば、こちらも譲歩する」という Give & Take のスタンスを示すことで、対立を防ぎながら合意を引き出せます。

12. Let’s see if we can find a middle ground.(お互いの妥協点(中間地点)を探ってみましょう)

意見や条件が対立して交渉が行き詰まりそうな際、着地点を見つけるべく場を前向きにするフレーズです。
middle ground(妥協点・共通項)を探す姿勢を示すことで、相手と「敵対」するのではなく「一緒に問題を解決するパートナー」という関係性を再構築できます。

4. 最終合意・意思決定の押し込み

13. Where do we stand on moving forward with this?(この件を進めるにあたって、現在の状況はいかがでしょうか?)

検討中の案件について、相手の「現在の意思決定の状況」をスマートに確認する問いかけです。
「早く決めてください」と催促するのではなく、「検討の現在地」を客観的に尋ねるため、相手に過度なプレッシャーを与えずに進捗を確認できます。

14. If there are no major blockers, should we finalize this?(大きな懸念点がなければ、これで確定させましょうか?)

合意を確定させたい際、最後の後押しとして使われる実践的なフレーズです。大きな懸念(blockers)がないことを確認しながら、スムーズにクロージングへ導けます。
(※社内のカジュアルな打ち合わせでは、”If there are no major showstoppers, should we lock this in?” という口語表現もよく使われます)

15. Let’s circle back to finalize the details, but I think we’re aligned.(細かい条件は後ほど詰めるとして、大枠の方向性はこれで合意ですね)

会議の終わりに「大枠の合意」を確認しつつ、次のアクションへと繋げる締めくくりのフレーズです。
circle back は「後でまた戻ってくる・再確認する」、aligned は「足並みが揃っている・認識が一致している」を意味します。「大筋は合意できた」という安心感を全員で共有して会議を終えることができます。

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