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「含まれる」に”include”はNG!

2022.12.20

update 2022.12.20

○月○日、飲料メーカーで働くSさんが新商品に関しての打合せを行っていました。
そこで通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです…。

◆NG文◆
This beverage does not include alcohol.
(この飲み物にはアルコールが含まれていません。)

◆オススメ英語◆
This beverage does not contain alcohol.
(この飲み物にはアルコールが含まれていません。)

≪ポイント≫
「含む・含有する」という意味の単語は複数ありますが、それぞれニュアンスが異なります。

  • contain:材料の一部として物理的に含む。
    例:These luxurious body scrubs contain Dead Sea salt.
    (この高級ボディスクラブは、死海の塩を含む)
    語の構成:con(一緒に)+tain(保つ)=内容物として含む
  • include:全体の一部として含むが、必要不可欠ではない。
    例:She’s included in the roster.
    (彼女は名簿に含まれている)⁼彼女を名簿から削除することもできる。
    語の構成:in(中へ)+clude(閉じる)=閉ざされた空間(全体の一部)に入れる
  • involve:必要不可欠で重要な要素として含む。
    例:This job involves my living abroad.
    (この仕事には、私の海外在住も含まれる)⁼必ず海外在住することが必要とされる
    構成:in(中に)+volve(回転する)=巻き込む→必然的な条件として含まれる

特に「include」と「involve」は使い分けが難しく、どちらを使っても文法的には正しいシチュエーションも多くあります。
しかし「それが必要不可欠で重要な要素」だということを伝える必要がある時には「involve」を使います。

例えば、
A: John is included in this project.
B: John is involved in this project.
はどちらも文法的には正しい英文です。

しかし、ニュアンスは以下のように異なります。
A:Johnは重要な役割を担わないがプロジェクトのメンバーである。
B:Johnはプロジェクトになくてはならない存在である。

辞書を引くだけではわからない微妙なニュアンスの違いにご注意ください!

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