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初めてでも安心!法人向け英語サービスのタイプとおすすめを紹介!

2024.07.17

update 2024.08.21

「グローバル化に伴い、社内英語公用語化プロジェクトを進めたい」
「外国人の社員の採用が始まり、英語でのコミュニケーションをできるようにする必要がある」
「海外赴任の予定がある社員の英語力を底上げしたい」

業界・業種によって英語が必要になる場面は様々ですが、企業における英語学習の必要性は年々高まってきています。多くの企業では英語研修の内製化が困難であるため、英語学習専門の企業に業務を委託するケースが大半となっていますが、調べればキリがないほど多くの英語学習サービスにあふれています。サービス内容や費用も多岐に渡るため、特にこれから初めて英語研修を実施するという企業にとっては、業者をリサーチして問い合わせをして・・・といった情報収集だけでも一苦労です。

本記事では

・研修の目的を明確化するポイント
・英語学習サービスのタイプ
・タイプ別おすすめ企業
・導入に向けての流れ

について解説しています。

英語研修をこれから実施するという企業はもちろん、すでに何らかの英語研修を実施していて見直しを検討しているという企業にとっても役に立つ内容となっておりますのでぜひ最後までお読みください。

※ この記事には広告・PRが含まれています

1. 【超重要】研修を実施する目的を明確にする

英語学習サービスを具体的に調べ始める前に、研修を実施する目的を明確にしておくことが非常に重要です。

その理由としては、現在の英語学習市場には、アプリから英語レッスン、コーチングと多岐にわたるサービスがあふれており、目的が不明瞭だと、自社に合うサービスを選ぶのが困難であるためです。

極論、英語研修の企業やサービスは自社の課題を解決する手段でしかありません。ところが、いざ具体的なサービスを調べ始めると情報が多くなってしまい、研修の目的を見失ってしまう、サービスの比較検討ばかりに意識がいってしまい、得たい成果が得られない研修を設計してしまう企業が本当に多くあります。

そのため、繰り返しとはなりますが、研修の目的はしっかりと定義し、具体的なサービスを見ていく中でも、常に軸をぶらさずに研修を設計する意識を持つことが何よりも大切です。

2. 英語学習サービスのタイプ

現在、様々な英語学習サービスが展開されていますが、大きく下記の6つに分類できます。

多くの企業では異なるタイプのサービスを組み合わせて、英語研修を設計しています。

・レッスン
・アプリ
・コーチング
・留学
・セミナー
・英語力測定テスト

次章以降で、各タイプの特徴やおすすめのサービスをご紹介していきます。

3. レッスン

ネイティブ講師のレッスンなど、英語学習と聞いて多くの人がイメージする英語学習サービスでしょう。従来の通学・対面型のレッスンやオンライン英会話だけでなく、プレゼンテーションなどの特定スキルのトレーニングや英文の添削といった形でプロの指導を受けられるサービスもあります。

通学型/派遣型英会話

英語講師と対面で英会話をする定番の学習サービスです。受講者が英会話スクールの校舎に通うパターンが標準ですが、企業で大規模に研修を導入する場合は英語講師を企業に派遣してもらう形で研修を導入できることもあります。費用はオンライン英会話よりも高額になる場合が多いです。

対面でレッスンを受けられるので、最もリアルな状況でレッスンを受けられることが特徴です。時間・曜日固定でレッスンを受講する場合、時間や場所の制約があることがデメリットとなる一方で、毎週決まった時間に受講することで強制力が働き、習慣化しやすいというメリットにもなるため、一概に対面だから不便とはならない点をチェックしておきましょう。

おすすめ ECC法人向けサービス

出典:ECC外語学院・ホームページ

個人向け英会話スクールで知名度の高いECC外語学院は、法人向けの英会話サービスを提供しています。

ECCの法人向けサービスは、通学型/派遣型のどちらにも対応したレッスンを提供しているため、自社の状況に合った形での研修を設計しやすくなります。

講師派遣・常駐型
社内の会議室などに英語講師を常駐させ、業務時間内に社員が英語のレッスンを受けることができる形式のレッスンです。社内に英語講師がいるので、社員は業務の合間に気軽にレッスンを受けられるようになることが大きなメリットです。週に数日~5日常駐させている企業が多く、費用は高額になりがちです。また、レッスン予約がない「空き枠」が多くなってしまうと費用対効果が落ちてしまうので、全社員向けなど受講対象者が多い研修に向いています。

講師派遣・出張型
上記のように、講師が企業に出張してレッスンする形式ですが、常駐ではなく基本的に業務時間外にレッスンを実施することが常駐型と異なります。業務時間外にレッスンを実施するため、業務への影響がないことがメリットです。また、常駐型よりもカスタマイズが利きやすく、予算や期間、目的に合わせて柔軟に研修を設計できることもメリットの一つです。一方で、業務外にレッスンを実施する場合、業務への影響はありませんが、「業務+研修」となり、常駐型よりも社員にかかる負担が大きくなるため、受講者のモチベーションを考慮する必要があります。

通学型研修
講師の派遣ではなく、社員自身がECCの教室に通ってレッスンを受講するスタイルです。社内ではなく、社外の教室でレッスンを受けるため、業務から頭を切り替えてレッスンを受けることができます。また、教室で開講されるレッスンに参加するため、常駐型で懸念事項となっていた「空き枠」を気にする必要なく、無駄な費用を抑えることができます。

オンライン英会話

コロナ禍で主流となった英会話サービスです。オンラインなので場所の制約なく、気軽にレッスンを受けることができます。安価でたくさんレッスンが受けられる点を売りにしている企業もあり、費用をあまりかけずに研修を実施したい時にはおすすめです。

早朝や深夜でもレッスンを受けられる体制を取っている企業が多く、忙しいビジネスパーソンでも毎日受講することができることがメリットです。

通常、オンライン英会話は専用の予約サイトで受講者自身でレッスンを予約します。サービスによってはレッスン開始の直前でも予約できるところもあり便利です。

一方で「いつでも予約できる」という状況ゆえに、仕事や家事など他のことでオンライン英会話の優先度が下がってしまうことがあります。気軽に受けられるオンライン英会話ですが、実は習慣化するためには高いモチベーションが必要という落とし穴がある点に注意する必要があります。

おすすめ NativeCamp.

出典:Native Camp.

個人向けのオンライン英会話でも人気のNativeCamp.は、なんといっても「圧倒的なコスパ」が大きな魅力です。

NativeCamp.では回数無制限でレッスンを受講できるため、多くの社員にたくさん英語を話してほしいといった目的の研修でおすすめできるサービスです。

レッスン予約+回数無制限で受講可能なプレミアムプランは月額9,350 円となっており、他社と比べても安い費用で受講できます。

出典:NativeCamp.

英文添削

受講者が書いた英文の添削を通して英語力を向上させる学習サービスです。英文添削と聞くと論文やエッセーのようなライティングスキルの強化がイメージされますが、実は語彙力や表現力の向上からスピーキング力の強化にも効果があります。特に、専門的な内容や仕事の複雑な内容は仕事に活かせる英語の表現力を身に付けたい場合は検討したい学習スタイルです。

というのも、仕事に関する内容は専門用語が含まれていたり、論理的に説明する必要があるため、オンライン英会話ではなかなか上手く表現できないことが多くあります。一方、ライティングの場合は、レッスンのように瞬発的にアウトプットする必要がなく、しっかりと推敲する時間がとれるため、説明が複雑な内容でもきちんと表現する練習ができます。

ここまででも語彙力や表現力の向上は見込めるのですが、ライティングで一度アウトプットした上で、その内容を元にレッスンを受けてスピーキングでのアウトプットにつなげることで、場当たり的なレッスンにならず、効率よくスピーキング力も鍛えていくことができます。

おすすめ Englishヘルプデスク

Englishヘルプデスクとは、利用者が作成した英文をネイティブ講師が校正するサービスです。

利用方法はいたってシンプルで、システム上で枠(1枠30分、税抜5,000円)を予約し、校正してほしい資料を送るだけです。予約から校正資料送付まで全てオンラインで完結し、予約時間が完了したら、校正した資料が返却されます。

英文の校正は、大手日系・外資系企業での勤務経験のある英語ネイティブチェッカーが行います。

英語学習の目的で書いた英文はもちろん、社内で作成した英文資料を英語ネイティブにチェックしてほしいという場面でおすすめできるサービスです。

Englishヘルプデスクにご関心がある方は、テンナイン・コミュニケーションまでお問い合わせください。

特定スキルのトレーニング

プレゼンテーションや英文メールなど、特定のスキルに焦点を当てて指導する英語学習サービスです。ピンポイントにそのスキルを強化することができるので、業務の中で英語が必要になる場面が明確な場合は即効性のある高い効果が得られやすくなります。

おすすめ One Week Program Presentation

出典:One Week Program Presentation

One Week Program Presentationは、「1週間後に控えたプレゼンテーションに間に合うように」というコンセプトのもと、プレゼン資料の添削、リハーサルや質疑応答対策など、本番前の直前練習のみをコンパクトにサポートしてほしいというニーズに合わせて開発されたプログラムです。

・プレゼン資料(原稿&パワーポイント資料)の添削 2回
・プライベートレッスン(1回30分) 3回

といったプログラム内容となっています。

「カンファレンスに出席し、英語で講演をしないといけない」
「自社製品を売り込むプレゼンが控えているが、英語だと構成が難しい」
「学会発表で資料は準備できているが、本番前のブラッシュアップをしたい」

といった課題を持つ社員の方におすすめできるサービスです。 

4. コーチング

コーチングとは、個人にトレーナーがつき、英語のプロのサポートを受けながら、集中的に英語学習に取り組めるサービスです。

LINEなどチャットツールを使っての日々の学習サポートや週次のカウンセリングセッションなど、英語の習慣化、継続的な学習ができるようになることを目的としています。また、トレーナーといつでもコミュニケーションが取れるので、英語の表現や勉強方法などわからないことがあればすぐにプロに相談できる環境が作れるため、短期間で効率的に学習を進めることができます。

コーチング系サービスは、各社のサービスサイトを見てみるとよくわかりますが、プログラム内容が複雑です。市販教材 or オリジナル教材、レッスンあり or なしなど、各社によって提供される内容が大きく異なりますので、実際に各社に問い合わせて比較することをおすすめします。

デメリットとしては、費用が高額になることです。コーチング系サービスは2か月~のものが多く、費用は30万円~が相場となっています。このように費用が高額になる背景としては、受講者1名に対しての手厚いサポートが提供されるためです。

おすすめ One Month Program

出典:One Month Program

One Month Programは、ビジネスに特化したコーチング型英会話スクールで、最短1ヵ月修了できるプログラムが特徴で、海外赴任予定者への研修など短期間で集中的に英語力を伸ばしたい社員がいる場合いにおすすめのプログラムです。

One Month Programでは、①ディクテーションによるリスニング力向上、②シャドーイングによるスピーキング力向上、③英作文添削+ネイティブ講師とのレッスンによる表現力の向上を通して、仕事で活かせる実践的な英語力の養成を目指していきます。One Month Programのネイティブ講師は、ビジネスパーソンへの英語指導歴が5年以上の人材のみを採用しており、質の高いレッスンに多くの受講者から高い評価を得ています。

通訳・翻訳エージェントが提供しているということもあり、実践的な英語力を本格的に身につけさせたいという社員がいる場合、一度ご相談ください。

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おすすめ Progrit

Progritは、コンサルタントからのサポートが手厚いことで定評のある英語コーチングサービスです。

Progritの強みは、受講者一人一人に寄り添う学習サポートです。日々の学習に関しては、例えばその日の何時から何時までこんな学習をしましょうといったように具体的な学習指示を受けられるだけでなく、週1回コンサルタントと面談が含まれています。これにより適度な強制力を課して学習が継続できる、崩れてしまった学習スケジュールを軌道修正してもらえるといった習慣化に向けての高い効果が期待できます。

自走ができるようにまずは社員に英語学習を習慣づけたいという場合におすすめのサービスです。

5. アプリなど自己学習系サービス

自己学習が中心の英語研修にしたい場合は、アプリやサブスク型の学習サービスを検討しましょう。

基本的にはスマホを使って学習していけるので、もともと英語を学習する習慣がない人や英語レベルが初級に近い人、仕事が忙しくてあまり時間が取れない人に向いています。レッスン系のサービスに比べて安価な費用で利用できる点もメリットです。

また、スマホの普及によりアプリ学習が定番になっているだけでなく、近年は英語学習にAIを活用したアプリも多く開発されています。これまでのアプリ学習と言えば、単語練習や短文作成など予め用意されている教材に基づいてスマホで入力するものが多かったですが、AIによる発音の判定や、AIとのスピーキング、スピーキングを文字起こしして自動英文添削など、アウトプット系スキルのトレーニングにも活用できるようになっています。

デメリットとしては、短時間で取り組めるゆえに優先度が低くなってしまうことです。社内でアプリ系の学習サービスを導入し、社員に学習を促しても、忙しくて取り組めない、仕事や家事など他のことで忘れてしまったなど、自主性に任せすぎると学習が進まないケースが多く見られるので、モチベーション維持や学習の進捗をモニタリングできる体制を整えておくことが推奨されます。

おすすめ スピフル

出典:スピフル公式サイト

スピフル「瞬間英作文(口頭英作文)」「独り言英会話」を掛け合わせたスピーキング特化型アプリです。

ビジネスシーンや日常会話の例文で学習できる「口頭英作文(瞬間英作文)」で瞬発力の課題を解決、また、毎日、自分の表現をAIに添削してもらえる「独り言英会話」で自分の英語表現をブラッシュアップすることができます。

オンライン会議のトラブルや、プロジェクトの進捗管理、商談での交渉など、ビジネスの実践に即したシーン別の例文で学習可能で、学習時間は1日30分で完結

ビジネスシーンで「言いたいことを伝えきれない….」「毎回同じ言い回しで発言してしまっている….」とお悩みのビジネスパーソンにおすすめです。

6. 留学

特別な環境に身を置いて英語力の向上を図る形の研修です。仕事の環境から離れたところで学習を進めるので、文字通り英語漬けになることができ、強度の高い研修を実施することができます。このようなタイプの研修は定番の海外留学だけでなく、日本にいながら英語のみのコミュニケーションを強いられる合宿型のようなサービスも存在しています。

また、海外留学であれ国内の合宿であれ、学習期間が決まっているので、モチベーションを維持しやすく、研修がだらだらと長期化しないというメリットがあります。

デメリットとしては、まず費用が高額になることが考えられます。昨今の物価上昇の影響もあり、海外で数か月生活するだけでも諸経費を含めてかなり高額になることが予想されます。また、仕事から切り離されることはメリットとなりえますが、海外に身を置くというのは、生活環境がガラッと変わってしまうことを意味するので、英語学習以外での負担がかかってしまいます。

おすすめ EF Education First

出典:EF Education First

EF Education Firstは、小学生から社会人まで幅広く語学留学プログラムを提供している企業です。スウェーデン発の教育サービスということもあり、日本だけでなく世界各国に留学プログラムを提供していることから、留学型の研修を検討しているのであれば、まずは相談したい企業です。

社会人向けの留学は、1週間~24週間までの「EF 海外語学留学」、6か月以上の「EF 長期語学留学」、学位やMBA取得を目的とした「HULT INTERNATIONAL BUSINESS SCHOOL」など、期間や予算、目的に合わせて様々な留学プログラムを提供しています。渡航先も、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダといったネイティブ英語圏だけでなく、マルタ、シンガポール、フランス、ドイツ、スペインなど第二言語で英語が使われている国に留学できる点もユニークです。

7. セミナー

セミナー型の研修とは、具体的なトピックを特定して、ピンポイントに学習するスタイルです。セミナーで扱うトピックはカスタマイズでき、オンラインセミナーであれば参加人数の制限もなく、比較的少ない費用で実施できることから、小回りの利く研修スタイルです。また、セミナーは1回、1時間~数時間程度の短時間で行えるので、社員にかける負担が少ないこともメリットです。

8. 英語力測定テスト

研修の効果を測定するためのテストを選定することも、研修担当者が考えることの一つです。

テスト選びは一見簡単そうに思えますが、テストによって対象とする学習者のレベル、形式、内容(ビジネス寄りか日常会話寄りか)などが異なっており、自社の研修にピッタリ合うテストを見つけるのは実は難しいです。

また、テストのスコア(数字)は客観的な指標として明解ではありますが、研修に合ってないテストを選ぶと正しく成果を測れないので注意が必要です。

例えば、多くの企業で取り入れられているTOEIC®は知名度が高く実際優れたテストではありますが、知名度だけで選んでしまうと受講者がTOEICのスコアを上げるためだけの学習に走ったり、高いTOEIC®スコアを取ったのち他社に転職してしまうといったようなリスクが生まれることがあります。あるいは、TOEIC®のスコアは上がったけれども結局仕事では英語を活かせない、といったような実情が見られる企業も少なくありません。

そのため、研修の効果測定は実は研修担当者が一番頭を悩ませる部分であったりするので、自社の研修をよく理解し、しっかりとリサーチすることが大切です。

《参考記事》

TOEIC

出典:TOEIC

多くの企業で導入されている英語力測定テストです。TOEICといえば、リスニング力・リーディング力を測定するTOEIC L&Rが定番ですが、スピーキング力・ライティング力を測るTOEIC S&Wも提供されており、職場でのコミュニケーション力を測るのであれば、両方を受験することをおすすめします。スコアは10~990点の間で5点刻みで測定され、平均点が550~600点と言われており、業務での英語を使用する場面がある企業の多くは、800点以上を基準として定めています。

VERSANT

出典:VERSANT

VERSANTはビジネスにおけるスピーキング力の測定で多くの企業に導入されているテストです。

テストは約20分ほどで、パソコンもしくはスマホで受検できる、AIが採点するので受検後すぐに結果が分かるといった手軽さが受講者に好評です。

ちなみに、VERSANTはこれまでスピーキング力のみを測定するテストでしたが、2024年1月に形式が変更となり、リスニング力とスピーキング力を測定する内容にリニューアルされました。

スコアは、Global Scale of English(GSE)と呼ばれるVERSANTの開発元のピアソンの独自の指標で表されますが、GSEは世界標準のCEFRに換算されています。

出典:VERSANT

GTEC Business

出典:GTEC Business

GTECは学生向け、社会人向け、留学目的などいくつかのバリエーションがありますが、GTEC Businessはスピーキングを含む4技能を測定できるビジネスパーソン向けのテストです。GTEC Businessは業務における「英語で伝える力」の測定に重きを置いており、出題問題もビジネスに寄った内容になっています。スコアはGTEC独自の指標で0~1000の間で評価されます。こちらはCEFRの換算表は用意されていないので、あくまで「仕事で英語でどれだけ伝えられるか」を測る目的で利用するテストとなります。

CASEC

出典:CASEC

CASECは、受検者の正答状況によって出題する問題を随時変えていくことでより正確な測定ができるテストです。CASECはリスニング力とリーディング力を測る「CASEC」とスピーキング力を測る「CASEC Speaking」の2種類があります。CASECは0~1000の間で独自のスコアで評価されますが、スコアレポートではTOEICや英検への換算値もあわせて表示されます。

CASEC Speakingでは、200点満点のスコアとCEFRの換算があわせて表示されます。CASEC Speakingは初級向けのスピーキングと謳われているように、CEFRでA1~B1までを対象としたテストなので、受講者のレベルに注意が必要です。

PROGOS

出典:PROGOS

PROGOSは、ビジネスシーンにおけるスピーキング力の測定ができるテストです。約20分ほどの試験時間、試験終了2分後には結果がわかるという手軽さと受験料が1回税込み550円という費用の安さがPROGOSの特徴です。また、CEFRに準拠したテスト結果がでるようになっています。

PROGOSではCEFR A1~B2までが測定できます。

9. 問い合わせる前に準備しておく情報

英語学習サービスを提供している会社に問い合わせて、詳細を聞いていくことになると思いますが、必ず確認される項目がいくつかあるので、予め情報を整理しておくとスムーズです。

研修の導入の目的や背景

・どういった背景で英語研修を実施する必要があるのか

・業務における英語の使用に関してどのような課題があるのか

・(現在英語研修を実施している場合)どのような点に満足いっていないのか

対象者

・研修の規模、人数

・対象者の役職、職種

・対象者の現時点の英語レベル

予算・期間

・どれくらいの費用がかけられるのか

・研修はどれくらいの期間実施することを想定しているのか

・開始はいつ頃を予定しているのか

英語が必要となる場面

・現在業務で英語を使っているのか、将来的に英語を使う用になるのか

・(現在英語を使っている場合)具体的に英語を使ってどのような業務を行っているのか

10. 法人の英語研修のご相談はテンナイン・コミュニケーションへ

本記事では、様々な英語サービスのタイプや具体的な英語サービスをご紹介してきました。

・英語学習サービスのタイプはわかったけれど、自社にどのように導入すればよいか分からない
・いくつか問い合わせてみたけれど、比較検討が難しい
・研修の目的は定義できているけれど、実際どのように研修を設計していけば分からない

といったお悩みがある方は一度テンナイン・コミュニケーションへご相談ください。

テンナイン・コミュニケーションでは、
・オンライン英会話
・コーチング(One Month Program)
・プレゼンテーション特化講座(One Week Program Presentation)
・英文校正(Englishヘルプデスク)
・セミナー
・研修のプランニング
と幅広い法人向け英語学習サービスを提供しておりますのでお気軽にお問合せいただけますと幸いです。

Writer

One Month Program

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