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なぜあなたの英語面接はボロボロになってしまうのか【英語面接の失敗の原因と対策法】

「英語面接の対策をしたはずなのに結果はボロボロだった」という声をよく聞きます。

実は、英語面接がボロボロになってしまうのには、共通した特徴があります。

なぜなら、適切な対策をして英語面接に臨まないと、聴き取れないし話せないという、ボロボロの結果になってしまうからです。

ここでは、ボロボロの英語面接の特徴とその原因、それを踏まえた対策をご紹介します。

読み終えたときには、ただやみくもに想定問答を作ってそれを丸暗記するというのではない、適切な対策を理解していただけるはずです。

以下で、ボロボロの英語面接を回避するためのポイントを余すところなくお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。

1.ボロボロの英語面接の3つの特徴

ボロボロの英語面接は振り返るのも嫌かもしれませんが、共通の特徴が3つあります。まず、ボロボロな英語面接の中身を考えてみましょう。

1-1.話す内容を丸暗記したはずなのにうまく話せなかった

もっともよく聞くのが、「英語面接で話す内容を丸暗記したはずなのにうまく話せなかった」という点です。英語面接の対策として、想定問答を準備するのは定番です。聞かれそうな質問をリストにしておき、それに対する自分の答えを英語にして、それを暗記して、本番でそれを話すという準備です。  

しかし、想定問答を丸暗記していても、本番で話せないことが多いです。例えば、「いざ話そうと思ったら頭の中が真っ白になってしまった」ので、何も話せなくなってしまったということもあります。また、想定問答とは違う言い方で質問をされて、「想定問答のどれを話せばいいのか分からなくなってしまった」ので、呆然としてしまうこともあります。さらには、丸暗記した内容を話したけれども、「相手の質問の意図とずれがあって話がかみ合わず焦ってしまった」ので、盛り返すことができずに面接が終わってしまうこともあります。  

このように、話す内容をどんなに完璧にしていたとしても、それを本番で適切なタイミングで相手に伝わるように話せないと、意味がなくなってしまいます。  

1-2.想定外の質問に答えられなかった

次によく言われるのが、「想定外の質問に答えられなかった」という点です。英語面接の対策の鉄則として、想定問答を作成するというのがありますが、想定外のことを聞かれると、「その場で想定外の質問に対する答えが思い浮かばなかった」ということが多いです。悲しいことに、たいてい、面接が終わったあとに、話すべきことを思いついたりするものです。また、言いたいことが思いついたとしても、「英語面接の回答として、伝えたい複雑なことをその場で英語にするのは難しい」ので、結局言いたいことが言えないこともよくあります。  

英語面接での回答としてよくあるのは、ひとつには、抽象的な信念や意識していることで、抽象的なことなので英語にするのが難しいです。もう一つには、こういう状況で自分はこういうことをしたという具体的な経験を話すことも多く、具体的な出来事を分かりやすく即席で英語にするのも、やはり難しいです。  

1-3.相手の質問が聞き取れず何を話せばいいか分からなかった

もう一つ、ボロボロの英語面接の特徴は、「相手の質問が聞き取れず何を話せばいいか分からなかった」という最悪のパターンです。ここまでの2つの特徴は、どちらもボロボロだとしても、最低限相手の質問を聴き取り理解することができています。しかし、相手の質問を、英語として聞き取ることができないと、回答することすらできません。  

何度か聞き返して、ぎりぎり理解できた内容で答えることはできるかもしれません。しかし、質問を正確には理解できていないので、一生懸命に答えた内容が的外れになってしまうこともあります。英語面接の目標として、英語でコミュニケーションを取り円滑に業務をできるのかを見るという点では、相手に与える印象は悪くなってしまいます。

2.英語面接がボロボロになってしまう3つの原因


ここまでボロボロの英語面接の特徴を見てきましたが、どうしてボロボロになってしまうのか、その原因を次に考えてみましょう。

2-1.丸暗記していると本番では話せない

英語面接がボロボロになってしまう最大の原因は、想定問答を丸暗記しようとするからです。その弊害は2つあります。一つは、想定問答を丸暗記していると、「想定している質問のままの英語で話してくれないと、何を答えたらいいのか分からなくなってしまう」という点です。少しでも違った英語で質問されると、想定問答のどこを話せばいいのか分からなくなってしまいます。英語面接で、質問された途端に頭が真っ白になって話せなかったという場合は、たいていこのケースが当てはまります。丸暗記していると、英語が一字一句想定通りでない場合に、対応できなくなってしまうのです。  

丸暗記の弊害のもう一つは、「回答を作って丸暗記してしまうと、文の最初からでないと話せず柔軟に回答できない」という点です。丸暗記はつまり、想定している回答の文を何度も始めから読んで記憶する作業なので、その通りにしか話せないのです。子どもがかけ算をするのに、ニニンガシ、ニサンガロク、、、と順に言わないと、2X9の答えを言えないのに似ています。  

2-2.想定外の質問に答える練習をしていない

もう一つの原因は、「想定外の質問に答える練習をしていない」という点です。想定外の質問に答えられない原因は主に2つあります。一つは、準備していた想定質問の数が少ないというパターンです。自分にとって想定外なのは、単に準備が不足していただけという場合です。  

もう一つは、英語力がないので、その場で思いついたことを瞬発的に英語にできないという場合です。本番は、想定される質問に完璧に答えるための場ではありません。その場で聞かれたことに、「臨機応変に瞬発的に的確な英語で意図を伝えることができない」と、英語コミュニケーション力がないということの証明になってしまいます。英語面接で想定していた一通りの質問に答えることができたとしても、ボロボロになってしまうのは、こうしたことの対策をできていなかったからと言えます。  

2-3.聴き取る練習をしていない

そして、英語面接において決定的にボロボロになってしまう原因が「聴き取る練習をしていない」という点です。ここまでは答える段階での苦労を考えてきましたが、そもそも質問を聴き取って理解することができなければ、答えることもできません。  

英語面接にあたって、想定問答を作ることが目的になってはいけません。やり取りとして英語を理解したうえで、相手の意図を理解して、的確な受け答えをすることができなければいけません。そのために、自分の言いたいことを言うだけでなく、相手の言うことを理解する語彙力や表現力を上げておかないと、自分の話せる英語レベルとのギャップが大きすぎて理解ができません。また、面接は筆記試験ではないので、文字情報でなく音声で面接内容を叩き込んでおく訓練をしておかないと、練習と本番のギャップが大きすぎて、対応できません。

3.英語面接がボロボロにならないようにする3つの対策法  

ここまで、ボロボロな英語面接の特徴と、その原因を見てきました。では、どのように対策すればいいのでしょうか。英語面接の本番で本当に成功するためにはどうすればいいのか、その対策法を3つお伝えします。

3-1.英語面接で話すネタをできるだけたくさん英語にしておく

英語面接では、「英語で話せそうなネタをできるだけたくさん英語にしておくこと」が何よりも大事です。丸暗記ではボロボロになるとお伝えしましたが、用意した文を最初から読むイメージの丸暗記でなく、「英語で2~3文でスラスラ話せそうなミニミニネタをたくさん英語で用意しておく」方が現実的な対策になります。面接本番では、その2~3文のミニミニネタを、聞かれる質問に合わせて適宜組み合わせて話しましょう、そうすれば、想定問答通りでない質問が来て、丸暗記した1文目から順に話すのでなく、使えそうな文を並べていき、考えながら話すことができるようになります。  

2~3文のミニミニネタは、「抽象的な信念・意見系」と、「具体的な経験・スキル系」に分かれます。例えば、「リーダーにとって大切なスキルは何だと考えていますか」と聞かれたときに、丸暗記した文を話すのでなく、「~が大事だと思います」という抽象的な信念・意見系の文をまず述べてから、「実際に私も~」という具体的な経験・スキル系を述べて、主張に対する根拠を挙げるという形を取ると英語らしくなります。その際に、どんな質問が来ても、その場で良い考えが思いつかなくても、頭が真っ白になっても、長い文章でなく、2~3文のミニミニネタの組み合わせであれば、話すことができます。  

3-2.想定外の質問に答える練習をしておく

実際の英語面接を想定して対策するうえで、「想定外の質問に答える練習をしておく」という実践的な訓練は非常に大事です。英語面接の本番では、想定通りの展開になることの方が少ないです。想定問答の丸暗記では失敗すると何度もお伝えしていますが、どんな質問が来ても答えられるようにすることが、大事です。  

想定外の質問も含め、どんな質問にも答えられるようにするには、「誰かに質問をしてもらって、それに対してミニミニネタを組み合わせて話しフィードバックをもらう」という訓練をしなければいけません。そのうえで、英語で言えなかったことをどう英語で言えばいいのか教えてもらったり、現実的に考えて言えそうな英語の文はどんな英語になるのかをすり合わせたりすることが必要になります。  

3-3.聴き取る練習をする

英語面接の初歩的かつ最大の難関は、質問を聴き取ることなので、「聴き取る練習をする」ことは必須です。英語面接の目的は、英語で相手の意図を理解し、自分の意思を伝えて、チームとコミュニケーションを取りながら業務を遂行できるという最低限をクリアしたうえで、チームに貢献できる経験や資質を持っていることを証明するということです。そのためには、相手の言っていることを理解できるようにするという、最低限の訓練を積まなければいけません。  

聴き取れない理由は2つあって、それは「単語や表現の知識がないから聴き取れない」のと、「音の変化についていけず聴き取れない」というものになります。とすると、英語面接対策としては、「自分の分野や面接でありえそうな単語・表現を覚えること」と、「リスニングトレーニングの基本として音の変化についていくようなディクテーションやシャドーイングの練習をすること」が必須になりうます。それら2つをもって、面接の実践練習を通じて聴き取る練習をすれば、本番への対策になります。  

4.英語面接対策にはOne Month Programがおすすめ

ここまで、英語面接がボロボロにならないようにするための対策法として、「ミニミニネタを英語にすること」、「想定外の質問に答えてフィードバックをしてもらう」「リスニングトレーニングと実践練習で聴き取り練習をする」ことをお伝えしてきました。しかし、自分なりに英語にしたものを添削してもらったり、実践的な面接練習をしたりフィードバックをしてもらったりするのは、一人ではできないので、プロのサポートを受けるのが一番です。そうした面接対策には、通訳翻訳エージェントが提供するOne Month Programがとても効果的なので、最後にご紹介します!  

https://www.ten-nine.co.jp/onemonthprogram/

One Month Programは通訳翻訳エージェントが開発した、専門性の高い分野にも対応した、1か月の短期集中型英語プログラムです。面接対策にも最適なポイントを以下でご紹介します。

4-1.英語面接など個別のケースに合わせてくれる

英語面接では、自分の希望する業界やポジションに沿った内容を話す必要があり、One Month Programは、そうした個別のケースに合わせて対策ができます。通訳翻訳エージェントのプログラムなので、専門性の高い業界や分野であっても対応してくれるので安心です。  

英語面接対策としては、通り一遍の単語や表現を覚えても役に立ちません。希望する業界やポジションに即して、自分の伝えたいことを整理して、それを練習する必要があり、One Month Programは基本となるリスニングトレーニングと英文添削、それをもとにした会話レッスンが提供されるので、面接対策に必要なことがそろっていて理想的です。  

4-2.英文添削で自分の伝えたいことを的確な英語にしてくれる

英語面接対策として、自分自身の信念や意見、経験やスキルを相手に伝わる英語にするために、添削を受けることは重要です。英文添削の際に、「抽象的な信念・意見系」と、「具体的な経験・スキル系」の両面で、自分の言いたいことをしっかりと英語にしておくと、英語面接で使えそうな話のネタのストックを作ることができます。
 
One Month Programでは、英文添削はネイティブ講師とバイリンガル日本人トレーナーの両者が担当するので、自分の伝えたいニュアンスや、専門性の高い内容も、意図通りに伝わる英語として直してくれます。そのうえで、自分の英語の癖やどのように自分の言いたいことを英語にしたらいいのかそのコツを知ることができます。こうしたフィードバックを受けることで、自力で対策するよりもかなり効率的に、しかも質の高い準備ができます。


4-3.レッスンで的確な面接練習をしてくれる

One Month Programでは、ディクテーションとシャドーイングという基本のリスニングトレーニングで音の変化についていき再現したり聴き取ったりする訓練をするので、聴き取る地力が底上げできます。また、英文添削に加えて、それをもとにしたネイティブ講師とのレッスンでかなり実践的な練習ができます。
 
基本のリスニングトレーニングをしているだけでは、英語面接本番の対策は不十分です。レッスンを通じて、会話の流れの中で臨機応変にネタを組み合わせて英語にする瞬発力を鍛えることができます。面接での回答のパーツとなるネタは、実際の会話の中で使って自分の口がしゃべり耳が聞く作業を通じて、脳に刻まれます。そうした機会としてのレッスンになっていて、ただの会話レッスンではないので、英語面接対策としてとても有効です。

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5. まとめ

ここまで、ボロボロの英語面接の特徴とその原因、対策についてお話してきました。せっかく英語面接の準備をしてきたのに、それが本番で発揮できないのはもったいないです。想定問答を長文まるごと丸暗記するのでなく、組み合わせて使えそうなネタとなる英文をたくさん用意すること、そして、それらを使って聴いたり話したりすることで定着させることが大事です。英語面接の対策は、自分の仕事を振り返り、また自分の思いや経験を英語にする良い機会にもなります。ご紹介した対策を講じて、ボロボロの英語面接を脱し、ぜひ目標を達成してください。応援しています!

Writer

One Month Program

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