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「力不足でした」はこう訳す

2022.03.16

update 2022.03.16

時には「力不足でした」と素直に認めることが必要なこともありますが、「力」をPowerと訳してしまうと、違和感があります。
どのように表現すればよいでしょうか?

(1) Lack of ability
Abilityは「能力」で、Lackは「不足」ですから、直訳に近い表現です。
【例文】
I am sorry about my lack of ability.
力不足で申し訳ありません。
*Powerだと、物理的な(物を持ち上げるなど)と誤解されがちなので、Abilityがよいでしょう。

(2) Inadequacy
直訳すれば「不足」「不十分」の意味です。
【例文】
Please forgive my inadequacy.
力不足をお許しください。
*Adequateは「充分」の意味。それに否定を意味する接頭辞のInがついているので、「不足」の意味になります。

(3) Hard but not hard enough
「頑張ったけど、足りませんでした」というニュアンスを出すときに使える表現です。
【例文】
I worked hard, but it was not enough.
努力しましたが、不十分でした。
*文化的な差を考えても、「努力をした」事実をきちんと伝えることも大切です。

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