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スペースで意味が変わる単語:”maybe””may be” “anymore””any more”その他

2023.10.31

update 2023.10.27

以下の英文にはmaybeとmay beのどちらが入るでしょうか?

  1. We’ve seen a steady increase in demand for our products. (         ) we should consider expanding production.
    当社の製品への需要は着実に高まってきています。恐らく生産を拡大すべきです。
  2. If the recent increase in demand continues into the next quarter, this year’s sales figures (         ) our best to date.
    もし直近の需要の伸びが次四半期も続けば、今年の売上は過去最高となるかもしれません。

【解説】

答えは、こちらです。

  1. maybe
  2. may be

■ maybeとmay be

maybeは「恐らく」という意味の副詞で、文頭か文末に置かれます。それに対してmay beは、「助動詞(may)+ Be動詞(be)」で、主語の直後に置かれます。

■ anymoreとany more

anymoreは「もうこれ以上(~しない)」という意味の副詞で、句や節の最後に置きます。

  • We don’t sell that product anymore.
    当社ではあの製品はもう販売していません。

any moreは「これ以上の~」という意味の形容詞(any)+ 副詞(adverb)で名詞の前に置きます。

  • We don’t need to order any more samples.
    これ以上サンプルを注文する必要はありません。

■ everydayとevery day

everydayは「毎日の、日常の 」という意味の形容詞で、名詞の前に置きます。

  • Our new range is not intended for the everyday consumer.
    当社の新製品は、一般消費者を対象としたものではありません。

every dayは「毎日」という意味の副詞で、句や節の最後に置きます。

  • We pool data of our ongoing ventures every day.
    進行中のベンチャー事業のデータを毎日集積しています。

■ sometimeとsome time

sometimeは「~(時期)のどこかで 」という意味の副詞で、時期を表す名詞(句)の前に置きます。

  • Our new line of mobile phones is due to hit the shelves sometime in the fall.
    当社の携帯電話の新ラインは、秋のどこかで店頭に並ぶ予定です。

some timeは「しばらく」という意味の形容詞(some)+ 名詞(time)で、句や節の最後に置きます。

  • Having had some time to think things over, we’d like to propose a few changes to the terms of the contract.
    しばらく熟慮を重ねた結果、契約条件にいくつか変更を加えることを提案いたします。

■ altogetherとall together

altogetherは「完全に」という意味の副詞で、どこにでも置けますが、修飾する形容詞や名詞の近くに置きます。

  • Many firms in the U.S. are starting to abandon domestic production altogether.
    多くのアメリカ企業は、国内での生産を完全に断念し始めている。

all togetherは「同時に」という意味の形容詞(all)+ 副詞(together)で 文頭または句や節の最後に置きます。

  • If all goes to plan and our new factory opens next year, we’ll have 6 facilities in operation all together.
    全てが計画通りに進んで新工場が来年稼働を開始すれば、同時に6施設が操業することになる。

いかがでしたでしょうか?スペースが入るだけで意味が全く変わりますので、注意してください。

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