
中華料理のお店で赤字に金の文字で書いてあるさかさまになった「福」の字を見たことはありませんか?
これ、倒福字というのだそうです。
「福」の字は、現在は「幸福」を意味しますが、昔は「福気」「福運」を指していました。
今も昔も、人々が幸せに暮らせるよう、また素晴らしい未来が到来するようにとの願いが込められています。
何故さかさまかというと、「倒」と「到」の発音が同じことからきています。
「福」の字を逆さに貼って「倒福(福が逆さ)」=「到福(福が到る)」の意味を表しているのです。
日本でも「左馬」というのがありますね。
「馬」の字を裏返しにした字が書かれた大きな将棋の駒の置物を見たことがありませんか?
これは、「うま」を逆から読むと「まう」と読めて、「まう」という音は、昔からめでたい席で踊られる「舞い」を思い起こさせるため、「左馬」は福を招く縁起のよい駒とされていいるのです。
新しくお店を開く、商売を始めるならば、5月18日にする、というのは中国では常識!となっています。
この5月18日の518は中国語で「ウーヤオパー」と発音し、これは「お金が貯まる」という意味を持つ、「我( ウォー)要(ヤオ)発(ファー)」という発音に似ているため、この日は中国では商売繁盛のとても縁起の良い日なのです。
このように中国語は、意味と共に音を大事にする言語でもあります。
するめを「あたりめ」と呼ぶ日本語との共通点を感じてしまいますね。
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